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■概要報告 九十九里浜は年間約70万人を越える海水浴客が訪れます。県立自然公園にも指定され景観は素晴らしく、日本の名所の一つであります。しかし一方で、浜辺のゴミや上流から流れ込むゴミが美観を損ね、環境に対して深刻な被害を与えています。このような問題に対して、地元の住民、サーファーなどが清掃活動に積極的に取り組んでいますが、浜辺のゴミを実際に出している人々がそういった活動を認識するまでには至っていません。そこで、国際ボランティア学生協会では参加学生の環境に対する意識の高揚と、多くの方に環境保護を呼び掛けるべく、2003年8月28・29日に全長66qにわたる九十九里浜全域の清掃活動を実施しました。 当協会では1993年から毎年開催している「多摩川清掃大作戦」をはじめ様々な環境保護活動を行い、環境問題について問題意識や理解を深めてきました。そこで環境保護活動における新たな展開として、2002年に飯岡町刑部岬から岬町太東岬まで14の市町村にまたがる九十九里浜の清掃活動に取り組みました。 二回目を迎える今年は、前回の反省点を生かし、清掃ルートを細かく分散し徹底的な清掃を行いました。また、準備段階から広報活動を行い、参加者も昨年度より100名多い270名にのぼりました。清掃活動を行うにあたり、地元の声や活動を知るべく、勉強会を開催しました。
■活動内容◆8月27日(講演・勉強会)千葉県白子町青少年センターに到着。千葉県議会議員の酒井茂英氏を迎え九十九里浜の環境問題についての講演と勉強会の二部構成で行った。 ・第一部:酒井氏に九十九里浜の現状や、ご自身が行っている環境保護活動の実体験をインタビュー形式で行った。 ・第二部:環境問題をテーマにディベートを行った。環境問題は、様々な要因が絡み合って構成されていることを会員は実感し、明日からの活動に繋がる会は無事終了した。 ◆8月28日清掃初日。九十九里浜の全長66qを5つのルートに分け(別表参照)、会員はルートごとに清掃を開始した。八月の残暑の中、歩きなれない砂浜に足を取られながら、会員たちはゴミを一つ一つ拾っていった。自転車や原動機付き自動二輪車など、大量の粗大ゴミも見受けられ、普段海水浴場として賑わう九十九里浜の違う一面に目を奪われた。ゴミを一生懸命に拾い歩く多くの参加者の姿は、何も知らずに九十九里浜を訪れた海水浴客や地元住民の関心を集めていた。また、今年度は事前告知を行っていたため、一般住民の方が30名、清掃活動に参加した。午後6時に初日の活動を終え、帰宿した。 ◆8月29日清掃二日目。清掃班を二手に分け、午前8時から活動を開始した。初日同様ゴミの量は多かったが、馴れた手つきで分別しながら清掃を続け、合流地点を目指した。両ルートとも順調に進み、午後5時55分に一宮海水浴場で合流した。二日間で全長66qに及ぶ清掃活動は終了した。 ◆8月30日昨年に続いて、学生に大好評であった地引網保存会による地引網体験を行った。この地引き網には、7月に実施した「日本語就学生運動会」に出場したモンゴル人30名も参加し、都会に生まれ育った学生や海を見たことのないモンゴル人にとっては、自然を体感する良い機会となった。 ■清掃方法 全長66kmを28日・5ルート、29日・2ルートの区域に分け、それぞれの区域に人員を配置し、区域ごとにゴミの回収、分別を行いました。区域は大まかに北と南に分け、決められた合流地点を目指し、浜辺を歩き手作業で清掃を行いました。 《 ルート概要 》 ◆8月28日 ルート1 飯岡町・旭市・八日市場市を清掃。 ルート2 野栄町・光町・横芝町・蓮沼村を清掃。 ルート3 九十九里町・成東町・蓮沼村を清掃。 ルート4 九十九里町・大網白里町・白子町を清掃。 ルート5 白子町・大網白里町を清掃。 ◆8月29日 ルート6 白子町・長生村・一宮町を清掃。一宮海水浴場で全体合流。 ルート7 岬町・一宮町を清掃。一宮海水浴場で全体合流。
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《 清掃結果 》 ◆参加者 ・国際ボランティア学生協会会員 270名(15大学参加) ・一般参加者 56名 ![]() ◆回収したゴミ 総回収量 28トン ◆マスコミ取材 ・TV 千葉テレビ (9月9日 (火)21:30〜『930ライフ』 ・新聞 朝日新聞(8月29日(金)朝刊) 読売新聞(8月29日(金)朝刊) 産経新聞(8月29日(金)朝刊) ・インターネット 房総ネット http://www.bo-so.net/index.html |